水が凍りになるときに熱を発する!?
- 副塾長

- 8月12日
- 読了時間: 2分
「水が氷になるとき凝固熱が発生する」
と高校化学で習います。
これだけ聞くと、
「水より冷たい氷になるのに熱くなるの!?」
と直感に反しますが
個体の水分子より液体の水分子の方が温度が高く
(=個体より液体の方がエネルギーが大きい)
(=個体より液体の時の方が分子が大きく動いている)
(※動いているものはエネルギーが大きい
走っている子どもはエネルギー一杯で体温も高い)
液体が個体になるには
分子がエネルギーを放出しなければなりません。
(※走っていた子どもは立ち止まって体温を下げるが
体温を下げるために熱を放出している)
この液体がエネルギーを放出して個体になるときの熱のことを
「凝固熱」といいます。
よって、液体が個体になる時は熱を放出しているので
少し熱くなります。
これが化学の面白さであり、
同時につまづきポイントでもあります。
直観に反するので。
※恐らく、理科が得意な人は直観に反さないです。
この文章を読んで
「そりゃそうだろ」
と思った方は、理科の才能が平均の遥か上にあります。
※図やイラストがなく
言葉だけで分かりづらいですが
塾では資料集のイラストを用いて説明しています。
高校3年生に説明していて
私自身、感動したので書かざるを得ませんでした。



コメント