人を育てる者の心構え
- 副塾長

- 7月15日
- 読了時間: 2分
先日のライバルが伸ばしてくれる話でもご紹介した
元野球選手・監督の落合博満さんのyoutubeに廣岡達朗さんが出ていた回について
指導者の心構えも話してくれている素晴らしい回でした。
数々の金言が出てくる中、特に心に響いたのは
「正しいことを根気強く出来るようになるまで教えること」
1回言っても基本的には駄目だから10回言う
10回言っても駄目だったら100回言う
1ヶ月言う、1年間言い続ける
そして、
「何度できなくても『駄目だな』などマイナスな言葉は言わない。」
「いつかはできるようになる。ちょっと良くなっている。などプラスの言葉をかけ続ける」
塾だってプロの野球の世界だった大切なことは同じでした。
そして、それを御年92才を迎える仙人のようなおじいちゃんが言ってくれると
背中を押され、背筋が伸びる思いでした。
そして、
・その教えは自然の摂理に従っていること
・まずは理屈うんぬんよりまずは何度もやらせること
・やっているうちに考えなくても自然とできるようになる
高校生でいざ受験となると「何をしたらいいか分からない」という悩みをもつ生徒が多いですが、やることは決まっていて
・教科書を3周読む(英語は速単、現代文は読書をし、古文漢文はこれまで模試などを含めてでてきた文章を繰り返し読む)
・演習をし、できなかった問題は最低3回解き、できなかった問題はルーズリーフにまとめる
あまりにも裏技感がなく地味でコツコツとした作業なので
近道がないかと期待している人は信じたくない話ではありますが
やるべきことを習慣化し
どんなことがあっても最低限やるべき1日のタスクを設定し
それは死守することです。
100kmを走ろうと思うと途方もないですが
いざ走り、辛くなってくると
1歩を数回繰り返せば必ず数mは進み、
それを何千回、何万回も続ければ必ずゴールできます。
そのあまりにもささやかに見える1歩を疎(おろそ)かにすること勿(なか)れ
これはウルトラマラソンやトレイルランニングが教えてくれました





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