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お盆の旅③人生最高峰の山へ

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

8/11(火)

4時寒すぎて起きる。

寝てる時も寒さで眠りが浅い。

こんなにも寒いとは。

こんなにも寒い中登るの?

と億劫な気持ちが。


トイレに行くと、昨日夜ご飯を一緒に食べた人たちが準備をしている。

口々に寒い寒い、と。

とりあえず温かいものを食べよう、とマッチを擦ってみると火がおこせた。

カップラーメンとばななを食べて準備をする。


2日連続で折立登山口から800m登り続けていて、このまま本当に薬師岳の山頂を目指す意味があるのか自問自答する。

山頂でそんなに景色が違うのか?

延々と登り続けてなんになるのか?

山頂を踏むことに固執してないか?

それはエゴでは?


中学時代の駅伝でもりじいに言われた

「やらない理由が100とあるのに、やる理由は1つしかない。」

が頭をよぎる。


身体がしんどいわけでもないから、登ったあとに判断しよう。

思いとは裏腹、昨日高地順応したおかげか、朝の涼しさのおかげか、スピードは昨日より速いのに心拍数が上がらずに登れている。

太郎平小屋まで昨日より10分早く着いた。

が、高山病の頭痛もない。

ただ、標高2,500mを超えたあたりから、足が思うように進まなくなる。

呼吸もあがっておらず、足が張っていることもない。

心拍数は10ほどあがっているので、このちょっとした高度の違いが身体に影響を及ぼしているのだろう。

1km30分かけて登る。


薬師岳のカールが壮大で美しい。

山肌が露わになって、緑がかき氷のようにまばらだが、それが美しい。

ライチョウも初めて見る。

自分としては思うように足が進まないが、それでも前を行く登山者を追い抜いていく。


山頂に辿り着き、槍ヶ岳をはじめとした北アルプスの大山脈が同じ目線に見える。

2,926mもの高度があればそれはそうだ。

富山方面には雲海が広がり、北アルプス方面は晴れ渡り霧もでていない。

こんなに晴れているのは珍しい、とベテランそうな登山者が言っている。

登り始めの自問自答のお釣りがでるほどの絶景。

登ってよかった。

心からそう思えた。

やはり山は美しい
やはり山は美しい


登りで4時間20分ほど。

下りは2時間40分で下れた。

トレランスタイルだったら、もっと楽にもっと早く行動できて、その分色んな選択肢が広がってたな、と早くも次に向けての反省が始まる。


昼ごはんはバナナ2本とお菓子で済ませ、アルプスの湯へ向かう。

550円とは思えない素晴らしい温泉だった。

身体がさっぱりして、それだけで元気が出る。


コインランドリーを探し、洗濯をする。

洗濯の間、夜ご飯の場所を探していたが、眠くて寝た。


夜ご飯の海鮮丼屋さんは店員さんの大半が若い人で厨房にも若い人が多い。

嫌な予感がしたが、食べて納得。

ほどほどの美味しさで、こだわりも工夫も技術も感じられなかった。

昼ごはんがいい加減だったので、ご飯は2杯食べた。

食後のローソンのロイヤルミルクティーがすこぶる美味しかった。


そして、さて、今日の夜はどうするか、と悩む。

そんなに疲れていないし、富山が涼しいから、せっかくなら明日の朝も走ってから大阪に移動したい。

スパ・アルプスだと途中外出できず、辺りは街中なので、走るには不便で観光的にもそんなに楽しくない。

温泉もすでにはいったし、泊まって漫画を読むだけになる。

道の駅滑川なら海岸沿いを走ることができ、海風も気持ちいいだろう。

19時過ぎ、悩んでいるうちに眠くなり、ひとまず眠る。


起きると雨が降っている。

止んだ時を狙い、トイレと歯磨きを済ませる。

寒すぎず気持ちよく眠れたので、そのまま道の駅で就寝。

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