top of page

1日外出録ハンチョウ/協力:福本伸行、原作:萩原天晴、漫画:上原求、新井和也

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 5月1日
  • 読了時間: 2分

今回も伝説の塾生かつ萩塾文庫です。


は普段は地下で奴隷のような体力仕事をさせられている中、

苦労して働いて溜めたペリカ(地下内独自通貨)を払って(膨大な額)

外出しシャバの空気を満喫する話です。


基本的に1日しか外出できないという

大きな制約の中、何を人はして過ごすのか、、、


美味しい物を食べ、会いたかった人に会い、、、


その想像は当たっていますが

ただ、美味しい物を食べるだけではありません。


平日昼間にサラリーマンたちが昼食休憩で急いでご飯を食べている中

そのサラリーマンたちの姿を肴に悠然をビールを飲む、という

心もお腹も満たされる快挙を成し遂げます。


しかし、この漫画の見どころはそこだけではないです。

というか、私がこの漫画で一番好きなのは

天晴くんのやさしさが漫画を通して伝わってくるところです。


私も大学時代、同じ京都にいたので

天晴くんの家に行って洋服をもらい

ご飯をおごってもらったこと。


東京に遊びに行ったとき、お茶をご馳走になり

一緒に本屋さんをうろちょろしながら

漫画について話し合ったこと。


離婚した後に東京で会って

もう一人の親戚と一緒にお寿司をご馳走してくれ

相談にのってくれたこと


(小噺)

東京から帰る時に在来線でのみ帰ることを伝えると

「今日はどこまで帰るの?」

と聞かれ

「とりあえず南の方に」

と答えると

「方角で応えるなんて完全に冒険者じゃん」

と笑っていました。笑

※離婚してからハイキングに目覚め東京にもテントなど登山道具をもっていき

 見た目も冒険者(初心者)でした。笑


子どもと関わる時、

「何か理由があったそれをしている」

という前提を毎回意識しながら接していることが

はたから見ていても伝わってくること


などなど天晴くんの人間性の良い部分が滲み出ています。


なので、これほど面白い漫画が描けても

「天晴くんだからそりゃ描けるでしょ!納得しかない」

と思っています。

コメント


萩塾

宮崎県宮崎市大字小松726-2

090-9402-5229

©2023 by 萩塾

bottom of page