top of page
検索


会社の上司⑤(ひたむきさ?いいえ、人情です)
上司から 「頭じゃなくて心で考えるんだよ」 「そこは萩原くんの大事なところだから自分で気づかなくちゃいけない」 と社会人の大きな壁に苦しみましたが ドラマや映画のように ふとしたときに、はっとその答えに気づいたわけでなく 後から振り返って気づいたような気がします。 本配属になってから暫くして これまで歴代の営業マンが開拓できなかった企業と契約を結ぶことができたのですが それは別に私が優秀な営業マンだったからではありません。 新潟の大雪の日に 朝10時頃にアポイントを取っていました。 前泊したホテルから数km 離れていましたが調べてみると 徒歩1時間半で行けることが分かりました。 私はまだ入社1~2年だったので (タクシーで行ってしまったら 契約できなかったときに赤字になる) と思い また、宮崎出身で大雪に心が舞い上がっていたこともあり 早起きして歩いて行くことにしました。 すると、あまりの大雪で革靴では滑り 雪が積もって一歩踏み出すのも大変な場所もあり 靴はびしゃびしゃになり 雪が降ってきて 傘を差しても全身雪まみれになりました。 余裕をもってホ

副塾長
11月2日


会社の上司④(上司お勧めの本)
会社の上司におすすめの作家を聞いたことがあります。 「遠藤周作と辺見庸。この二人はずっといいね」 と言われ 遠藤周作の海と毒薬を勧められたので 早速読むとたしかに素晴らしい作品でした。 海と毒薬の続編にあたる 「悲しみの歌」 もうなる作品で 辺見庸さんはまだ読めていないので そういうところが私のぬるいところかもしれません。 転職後、結婚し 離婚した後に離婚の報告で3~4年ぶりに会えたのですが (結婚期間中は出版社時代の人に会わないで、 と結婚相手に言われていたので会えませんでした) そこでは鈴木 忠平著「嫌われた監督」 (史上最多の3回の三冠王を達成し監督としても優勝したことのある落合博満監督についての本) を勧められ読みました。 仮配属が終わり 本配属となって課が変わり 席が遠く離れてからも ときどき残業中に席の近くにきて 「はぎちゃん、活躍してるみたいじゃないの」 「結構苦しんでますよ」 「えっ、はぎちゃんともあろうお方が(すっとぼけ)」 「そのうち挽回しますよ」 「ま、夜ご飯でも食べに行こうか」 と気にかけてくださって 本当にありがたかった

副塾長
11月1日


会社の上司③(靴を例に)
具体的な事例を会社時代を基に話しても イメージしにくいと思いますが 最近、ちょうどランニングシューズを探しにいったときに 具体例に合うことがありました。 スポーツショップに行って靴を見ていると 店員さんから話しかけられ 「どんなシューズがいいかな、と考えてまして」 と伝えると最新のシューズとその機能性について説明されました。 直近で出る予定の大会と目標タイムを聞かれましたが 質問はその2点だけでした。 もちろん、シューズを買わずに帰りました。 私に合ったシューズではなく お店のおすすめのシューズを紹介されただけの印象だったからです。 ・月間何km走っているのか ・ピッチ走法なのかストライド走法なのか ・これまでどういう怪我をしたか ・走りについての悩みは何か など聞いてほしいことがいくつかあったのですが 聞かれなかったのでそういう印象になりました。 雄弁は銀、沈黙は金 という言葉がありますが 話すより聞くことの方が大事なんだと 改めて勉強になりました。 お店に行き、買い物をすると 私自身が生徒や保護者の方と向き合うときの参考になります。 それは教

副塾長
10月31日
bottom of page

