塾長談話3
- 萩原毅

- 2023年2月15日
- 読了時間: 2分
更新日:3月12日
『人は何のために、学ぶのか?』
塾生から「日本人なのに、なぜ英語を勉強するんですか?」「数学のこの方程式が、将来何の役に立つのですか?」とよく質問されることがあります。家庭や学校でもよくある風景だと思います。皆さんは、どう答えますか?
2500年前の孔子の「論語」の中に、「昔の人間は、自分を向上させるために学問をした。今の人間は、名前を売るために学問をする。」という嘆きがあります。NHK大河ドラマの渋沢栄一の「論語と算盤」に、「今の教育は知識を身に付けることを重視した結果、精神を磨く心の学問に力を尽くさないから品性の面で問題が出ている。」とも書かれています。今も昔も変わらない、耳の痛い話ですね。要するに、「自分を磨くために学問をする。そして将来に活かす。」と言えるでしょう。子どもには少し難しいので、私は「一緒に考えよう。」と言います。
大切なことは、
「仁」…ものごとを健やかに育む、
「義」…みんなのためを考える、
「礼」…礼儀を身につける、
「智」…ものごとの内実を見通す、
「信」…信頼される
という5つの心の芯だと思います。一生が学びです。
将来を担う子供たちに、たくさん知識と知恵をつけてもらい、未知の様々な問題に対処してもらいたいです。そのためにも、萩塾は、これからも、一人ひとりの個性に寄り添いながら、勉強のお手伝いをしていきます。
塾長 萩原 毅(2021年12月冬期講習案内より)



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