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西高附属中学校の受験生

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 8月8日
  • 読了時間: 2分

西附を受験する小学6年生が一人夏期講習から来ています。

知的好奇心が旺盛で頭の回転が早く

私が早口で話しても熟語をいっぱい使って話しても理解してくれます。

こんなに地頭がよく、好奇心旺盛な人間は京都大学でもそんなに見たことありません。

天才児とはこういう子のことをいうのか、と話すたびに驚きます。


月・水・金に来ており

時々別の習い事で早上がりをすることもあるのですが

1日のスケジュールは下記のようになっています。


10:00~10:50 漢字プリント、基礎問題(国算社理)

11:00~11:50 名文暗唱

       基礎問題or基礎問題が終わっている場合は算数の問題集

14:00~14:50 算数の問題集の分からなかったところの解説

       解説終了後、続きの問題を解く

15:00~15:50 西附・ラサールなどの入試問題を解く

15:50~16:30 知的好奇心を満たす、定理や現象や法則の説明

16:30~16:50 問題の丸付け・解説

17:00~17:50 問題の解説や入試問題の他の科目を解く


「15:50~16:30 知的好奇心を満たす、定理や現象や法則の説明」

が特に楽しみなようでこれまで


・恒星がチカチカとまたたく原理と超新星爆発の理由、そこからブラックホールに繋がる原理

・無花果(いちじく)を例に物に命名するときの仕組み

・国境で民族を区別するのではなく、言語の起源から民族を区分することの有意性

 また、ヨーロッパの言語はギリシャ語やラテン語の造語であることなど

・フェルミ推定のやり方(日本にピアノの調律士は何人いるか、を例に)

・エントロピー増大の法則とその例

・フィボナッチ数列が自然界でどのように現れるかと累乗の方程式への応用

・地球の極の変化が核の自転が逆になることによって起こることと、極の変化を地層から読み解く方法(磁極線)

・一定の時間の計り方(砂時計や水時計)、1日24時間の計り方と地球の自転速は変化することとうるう年との関連

・宇宙の年齢が138億歳であることを宇宙背景マイクロ放射の波が宇宙の空間が広がっていることによって何倍に伸びているかから導く話

・やじろべーが成り立つ条件と力のモーメント(物理)

・山へ登ると袋が膨れる理由と酸素が薄くなる原理を気圧と密度を図示しながら説明


を適宜ホワイトボードにイラストや図を描きながら説明しています。

そもそも小学生でこの話を理解できることが恐ろしいですが

まったく分からない、知らないことに対しても抵抗なく聞いていられることが

一番すごいです。

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