英語の王道の勉強法

執筆者：副塾長

英語の勉強の基本は

・英単語を覚える

・熟語を覚える

です。構文も基本と思いきや、もちろん基本ではあるのですが、

共通テストや二次試験レベルになってくると強調のために語順が変わったり、省略されたり、と一筋縄ではいきません。

日本語で構文を意識しなくても読める、話せるので、どちらかというと国語力があれば理解できます。

時制については、慣れです。

特に「難しい」とかはなく、そういうものなのだ、と受け入れるしかありません。

基礎英文が定期テストで出される学校が多いですが、一時的な記憶に過ぎず、定着しないため、あまり効果がないように感じています。

それ以上に、やるべきことがあります。

それは語学の基本、リスニングとシャドーイングの反復です。

１冊を最低３周すると、それだけで驚くほど英語の成績が伸びます。

萩塾の生徒でも、100点以上点数が上がった生徒もいました。

100点以上あがった、ということは、もともと英語が苦手だったのにできるようになっただけではなく、全国の生徒と比べても得意な部類にまで伸びた、ということです。

以下、そのトレーニング方法です。

※実際に塾にきて、一緒にトレーニングをした方が、効果はあがります。

　下記、説明以上に直接説明する中で、注意点などを指導しています。

　また、一人で継続することはとても難しです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

～【英語】速単トレーニング～

原則：英語を日本語に訳しながら聞かない。英単語だけを聞き取っていく。

理由：慣れれば英単語さえ聞き取ることができれば訳せるようになる。

　　　→これができるようになることによよって、長文読解も早くなる。

重要：シャドウイングと要約が大事！

　　　・聞こえたまま発音する。英文を見ないでシャドウイングする作業が一番大事。

　　　・長文読解の際は情報を整理しながら読む力が必要なので、要約をする

■平日

　①英文を見ずに前回・前々回分を2回ずつリスニング

→聞き取れなかった単語や意味が分からなかった文を確認

　②英文を見ずに今回分を2回リスニング

　　→大体こんな話かな、と頭の中で要約してから、日本語訳を確認する

　③英単語の確認。細字も確認する。

　④英文を見ながらリスニング

　⑤英文を見ながらシャドウイング

　⑥英文を見ずにシャドウイングを2回

　⑦英文を見ずにリスニング

　⑧話をおおざっぱでもいいので要約して、日本語訳を見て確認する

　⑨覚えていなかった単語を覚える（単語帳やノートなど）

■休日

　①今週やった箇所（月）を英文を見ずに2回ずつリスニング

　　→聞き取れなかった単語や意味が分からなかった文を確認

　②英文を見ながらリスニング

　③英文と和訳を照らし合わせて訳の確認

　④覚えていなかった英単語をさらっと確認

（わけのわからないままリスニングしないため）

⑤英文を見ないでシャドウイング２回

⑥英文を見ないでリスニング

⑦話の要約と日本語訳での確認

　⑧以下、①～⑦を火から金分まで同様にやっていく

※あくまで基盤なので「もうちょっとこうしたい」などあれば適宜アレンジする。

※英単語は一日で全部覚えようとしない。

　忘れること前提で、見る頻度を増やすようにする（暗記の基本）。