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窓ぎわのトットちゃん

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 4月23日
  • 読了時間: 2分


黒柳徹子さんの小学生時代の話が描かれています。

落ち着きがなく、学校での問題児だったトットちゃんは転校を余儀なくされ

トモエ学園へ入りました。

そこで、校長先生(小林 宗作先生)がはじめて

自分の話を気が済むまで(3~5時間と書いてあったような)聞いてくれて

その後、トットちゃんを支える言葉となる


「君は本当はいい子なんだよ」


と言葉をもらいます。

トモエ学園か小林 宗作先生だったか

黒柳徹子さんのドキュメンタリーだったか

記憶は定かではありませんが

トモエ学園ではピアノの音楽に合わせて思い思いに踊る

という授業があったそうで

魚の踊りを踊る、というテーマのときに

外国の方と日本人の間に生まれた女の子が


「君はなんて魚の踊りが上手なんだ」


と小林先生に褒めてもらったことを

80歳を過ぎた今でもうれしそうに語っていました。

幼い頃、ハーフとしていじめにあったり

世間からの冷たい目に曝されたり

苦しいことも多かったようですが

小林先生にほめてもらったことを宝に

今まで生きてこられたそうです。


トットちゃんもハーフの子も

誰かの言葉に救われて、支えとして

黒柳徹子さんはユニセフ大使を務められるなど

身近な人、世界の人たちの助けとなってきました。


私も、小学3年生のとき担任の先生に


「君はかみさまみたいな子だね」


と言ってくれたことが

今までの自分の支えになっています。


もちろん、私はそんなにいい子だったわけではありません。

なにかの拍子に気まぐれにしたちょっといいことを

虫眼鏡で拡大するくらい大きくしてくれて

その言葉を送ってくれたんじゃないかな、と思います。


自暴自棄、捨て鉢、腐りそうになったとき

そして、間違いを犯してしまったとき

先生の言葉が

「このままどこまでも沈んでしまえばいい」

のような破滅願望を食い止めてくれました。


2022年12月、31歳のときに

その恩師の先生の連絡先をどうにか手に入れ

お礼を伝えにいくことができました。


私も、このバトンを色んな人に繋げるよう

生徒のいいところを見逃さぬようしていかなくてはなりません。

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