明るい話をする②
- 副塾長

- 6月24日
- 読了時間: 2分
将来の話についても
「将来どうするのか」
「勉強しないといい職業にはつけない、選択肢は広がらない」
などの方向性で話していくと
未来に対して閉塞感を感じたり
なによりワクワクがありません。
集中<夢中
義務<意欲
なので、
「こんなことをしている人はこんな勉強をしているんだね」
例:CGアニメーターは複素関数などを使用して点の集合体である線を動かしているらしいです(トイ・ストーリーの特典映像で語られていました。複素数の掛け算は回転を意味するのでその応用、的な話をしていました。行列だったかもしれませんが。要は、数学も仕事で使うことはままある、という話です)
例:建築家は建築基準法や景観維持法など各種法令に則りながら
安全にも配慮し、構造物を支え、住みよい環境を設計するので
物理学(荷重の分散など)、防音・遮熱の仕組み、動線などの人間経済など
幅広い知識が求められます。
例:宮崎駿のアニメでは、動物学(トトロの歯は臼歯のため雑食の可能性が高い)
民俗学など知識を絵に落とし込んで映画を作成しています。
例:山は霊山となっており、食物や水など生きるための恵みの宝庫なので
麓に文化が築かれ、文明が発達します。
山から流れる川の周辺に集落ができ、それはインダス文明や黄河文明など
古代文明からも明らかですが
川の周辺に暮らすということは水害とも表裏一体で
政治とは灌漑、治水でもありました(大きく行ってしまえば)。
という会話がたとえば、知的好奇心をくすぐるかもしれません。
もちろん、小学生にこんな細かい話をすると逆に面倒ですが、、、。
(なので、そこはやんわり話す腕の見せ所です)
アニメをみても映画をみても建物を見ても、散歩をしても
大人が普段から小説だけに限らず幅広く読書をしておくと
無限に会話ができます。
会社での創意工夫の話や
今どんな本を読んでいて
何を感じたのかを話すのも背中を見せることができていいかもしれません。
・・・しかし、共働きが多く、雑事とスマホの誘惑の多い現代では
夢物語かもしれませんが、、、





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