心を排する③
- 副塾長

- 7月28日
- 読了時間: 1分
則天去私
敬天愛人
に代表される私心を排して行動すること
そして自然の地摂理や天に従うことの大切さ、を紹介してきました
「毎日走るのはどうやって走るのか」
という質問をたまにされるのですが
走ることに関しては、私は夏目漱石や西郷隆盛のように
たいそうなものを掲げて走ることはできていません。
ただ、私心は排しています。
つまり、自分をロボットだと思うようにしています。
朝起きたら自分はロボットだと思って
機械的にただ起きあがり靴下を履いて顔を洗い
水を飲んで靴を履き軽くストレッチをしたら
ランニングウォッチのボタンを押して
ゆっくりと走り始める。
そこに「走りたい」という気持ちはなく
もはや何も考えていません。
考えてしまうと走れません。
面倒だ、今日くらいはいいや、あとで走ろう
などと考えてしまうと悪魔のささやきが聞こえてしまいます。
考えていなければ、ささやきが聞こえようとも言語を解さないので
悪魔のささやきも風のせせらぎです。
勉強も、とりあえず問題集を開いて解き始める。
とりあえず教科書を読んで読み始める。
5分やっていたらせっかくやり始めたから1時間はやろう
ともったいない精神が継続させてくれます。





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