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山の日(8月11日)

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 8月19日
  • 読了時間: 2分

山の日に山のことを投稿することに気づきませんでした。


山を走るようになり、トレイルランニングが教えてくれたことを紹介したいと思います。


トレイルランニングは1分1秒を争うことを目的にしたアクティビティではないです。

大会でも注意書きで

「この大会は速さを競うものではないので着順の表彰はありません」

と明記されていることもあります。

何より私が好きなトレランの文化は

ゴール手前で走ることを止め歩いて周りの人たちとハイタッチしたり

大会主催者やボランティアの方に感謝して手を振ったり

家族を呼んで一緒にゴールテープを持ち上げるところです。

ゴールテープを切るように走ると

両端でゴールテープを持っている人がまたテープを拾いに行かないといけなくなるので

多くの方はゴールテープを上に掲げます。


「速くなるんじゃなくて強くなれ」


陸上競技でも言われることですが

この言葉が芯にあるように感じています。


大会にエントリーするだけでも前進で

1週間に数回、数キロ走るようになるだけでも前進で

スタートラインに立てるだけでも前進です。

私もこれまで怪我や風邪で2度スタートラインにさえ立てなかったことがあります。


途中まで走れるだけでも前進で

完走できたらそれだけで偉業です。

なので、周りのランナーはライバルというよりも

一緒に走りながら声をかけ励まし合い

道を間違えていたら大声で教えて

皆で完走を目指す仲間になります。


その土台のうえで、

もちろん、自分との戦いでもあるので

以前の自分を超えるため

挑戦のためにより早く走ることもまた尊いです。


それでも、

完走できなくても、練習方法が間違っていたとしても、目標のタイムをクリアすることができなくても、その過程全てを正解にしていく心の所作が人が生きていくうえで大切だと山を走る人たちの晴れやかな顔が教えてくれます。


練習方法が間違っていても

走り方が間違っていても

トレーニング量が間違っていても

目標とした結果がでなくても

それでいい


それがトレイルランニングが教えてくれてことでした。


自分なりに考えて自然を楽しみながら

日々の成長に喜びを感じ

周りとではなく自分との戦いに挑み

自分に勝ったり負けたりしながら

自分と向き合い自分と対話をする

自然が心を浄化してくれ

緑が癒してくれる

辛い時ほど美しい景色を見せてくれて

むき出しの命で五感一杯に自然を感じる




山を走りたくなった方は萩塾までご連絡ください。笑

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