小学生の丸付け
- 副塾長

- 6月25日
- 読了時間: 2分
私が小学生のときは
先生が宿題の丸付けをしてくれていましたが
今では親御さんが丸付けをしないといけないパターンが
多いようです。
あくまで理想論ではありますが
基本的には多少間違っていても
それを細々指摘するよりは
何でも花丸にしていたほうがいいと感じています。
なぜなら、年齢と経験を重ねていなければいないほど
ケアレスミスはしてしまうものだからです。
漢字の線の本数を間違えたり
足し算、引き算をちょっと間違えてしまったり。
そして、花丸をもらったほうが嬉しいし
自信にもなり、
もっと頑張ろう!
もっと色々勉強したい!
と意欲を減殺することなく年を重ねることができます。
人間だれしも持っていた好奇心は
多くの人は小さく押し込めていってしまいます。
小学高学年、中学、高校を過程を経るごとに
諦めや面倒くささ、頭を使いたくない
楽しくない、間違いを指摘される
など様々な理由により好奇心が削られているように感じています。
宮崎の方言の「てげてげ」はとても良い言葉です。
はじめっから厳密に正確である必要なんてないんです、きっと。
発達段階を経ていくごとに、自分の間違いにも自ら気づき
注意力も高くなり、観察力も高まり、
漢字の線の本数や足し算、引き算も間違えにくくなります。
明石家さんまさんが学校に講演に行った際、生徒から
「満点がなかなか取れないけど、どうしたらいいですか?」
と質問され
「満天は星空だけで十分や」
と答えたそうですが
多少間違っていても満点をあげたらいいんです。
出し惜しみするほどのものでもない。
むしろ、それで勉強を好きになったり
楽しいと感じたり、嬉しと思ってもらった方が
長い目でみて良いことであるように感じています。





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