夏の終わり
- 副塾長

- 5月9日
- 読了時間: 1分
作詞:森山直太朗・御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲:中村タイチ
季節外れではありますが
季節を問わない名曲です。
もちろん、夏の終わりに聴くとひとしおですが。
歌詞から夏の侘しく懐かしい情景が浮かび
無性に今が愛おしくなります。
ああ、ちゃんと今を大事に生きなくちゃな
と思わせてくれる曲です。
言葉ひとつひとつが綺麗で
一文をぽんと抜き出すだけでも美しいです。
夏の郷愁を誘う語彙のセンスは
井上陽水さんの「少年時代」に並びます。
昔を懐かしみ、今はもう会うことがなくなった人たちを
深く思い出すきっかけになるところは
加藤登紀子さんの
『時には昔の話を』(「紅の豚」)
にも通じるところがあるように感じています。
「夏の終わり」が好きな人は
「時には昔の話を」を好きで
その逆もまた然りです。
そしてこの論法は「少年時代」にも当てはまります。





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