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国宝(その2)

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 8月29日
  • 読了時間: 1分

世襲、と冠するほどのたいそうなものではありませんが

私も塾長から塾を継ぎました。


芸を究める

のではなく

学問を究め、教育を究めていく道の途上です。


が、先達(塾長)がいる

というのはそれだけで大きな力を持ちます。


0からではなく

これまで30数年で毎日の積み重ねで培ってきた経験に勝るものはありません。

机上の空論ではなく経験により培われた感覚は

まさに職業人の一つの極みとも言えます。


身内ながら「流石30年の蓄積は違う」と心の中で密かに唸ることがあります。

何事も誠実に真摯に続けることで冥利が宿るようです。


色んなことができる才能も素晴らしいですが

一つのことを長年やり続ける美しさもまたあるようです。


ただ、強い想いや祈りを込めて

10の言葉を尽くしても100の言葉を尽くしても

それをどれだけ信じてやってくれるかは

人それぞれのようで

だからこそ指導者は「素直な子ほどよく伸びる」と言うのだな

と感じることが多いです。


全ての指導者が素晴らしいわけではないですが。。。

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