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努力の見せ方

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 9月2日
  • 読了時間: 2分

「勉強大丈夫?」

「勉強しなくていいの?」

「勉強しなさい」


これらの言葉ほどモチベーションを下げる言葉はありません。

が、そう言いたくなる気持ちも痛いほど分かります。


よって親と子、双方にとっていい方法として

「あえて見えている場所で努力を見せる」

を生徒に推進しています。


ご飯の席に着いた時

しばらく時間があるので英単語を見ておく

車での移動中スマホで勉強していても

客観的には分かりづらいので教科書を読む


などです。

成長とは不思議なもので

ピグマリオン効果というものがあります。

これは別名「期待効果」ともいうのですが


『他者から「あなたならできる」という期待をかけられることで、

その期待に応えようと能力が向上し、

実際に良い成果が出やすくなる心理効果』


です。


これだけ頑張っているのだから点数が伸びてほしい

と親としても思えるので

それがプラスの期待効果として現れる傾向にあるそうです。


もちろん、マイナスの期待効果もあり

それが「勉強しなさい」です。

親なら誰もわが子にマイナスの期待なんてせず

成績が伸びてほしい、点数が上がってほしい

と願っていますが

心でそう思っていても出てくる言葉として

ネガティブな効果になってしまいます。


「こんなに勉強してすごい、あなたならできる」

という想いの表出としての言葉ではなく

「こんなにも勉強しないで、そんなんじゃ何もできないよ」

という不安の表出としての言葉だからです。


「こんなにも勉強しないで、そんなんじゃ何もできないよ」

は真理ではありますが

正しいことが正しいとは限りません。

(※そもそもこの「勉強しなさい」と言わない方がいい、という言説自体も正論パンチではあります。)


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