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ばけばけ神回

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 2月28日
  • 読了時間: 2分

2月26日の朝ドラ「ばけばけ」が神回でした。


呪われた人が、なぜ呪われたのかの身の上話をし

当たり前なことに幸せな話ではないので

話し終わった後に重苦しい空気が流れる。


「やっぱり話さなければよかった」


と呪われた身の上を蔑む気持ちが高まる中、

トキさんがその人が話していた座布団の上に座る。


「あんたも呪われるぞ!」


と周りから止められる中


「呪いとか、楽しい。ゾクゾクします」


と頭が痛くなったりする中

呪いを楽しむおトキさん。


「私も、昔は嫌なことがいっぱいあったけど

今は楽しいことが一杯ある。

私が呪いを引き受けたから、だから大丈夫」


と励ます。


映画「グリーンマイル」では

病気を引き受けて、口から吐き出すことができましたが

おトキさんは除霊できるか分からないのに

他人の呪いを引き受けました。


「ただの呪われたがりですけん」


と言っていましたが

自らの顔を食べてもらうアンパンマンの自己犠牲の精神に通じるところがあります。

恐らく、やなせたかしさんの描きたかったヒーローの1人は

おトキさんの人だったろうな、と思います。


誰かの不幸を引き受ける。

誰もが忌み嫌う「呪い」が好き。


おトキさん最高です。

そして、宮崎出身の高石あかりさんの演技力も神がかっています。

年末最後の放送の1個前の橋のうえで

うれし涙を流すシーンも圧巻でした。


ちなみに今回の話の「人形の墓」は

「仏の畑の落穂他」に収録されている八雲の短編だそうです。


八雲の家で働いていた子守娘・イネが悲しき身の上話を語るという形式で、

八雲はイネの温もりが残る座布団に座る。

今回は、イセとトキに置き換えるアレンジがなされたらしいです。


小泉八雲の著作、読まなくては。


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