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なんでそんなこと分かるの①

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 5月13日
  • 読了時間: 2分

日常会話の破壊力とは恐ろしいもので

コツコツと同じ話題を話し続けたからか

人間、話題は毎日さほど変わらないからなのか

家族の中での知識の付き方には文化がでてきます。


私も塾長もジョギングを日課としているので


「今日は11kmを1km5分30秒ペースで走って

心拍数は145くらいだった」


という会話が当たり前のように毎日交わされています。


母は走らない人なので


「毎日何km走ったとか心拍数がどうとかキロ何分ペースとか

意味の分からない数字ばかり聞きたくないんだけど」


と指摘され

確かに走らない人からしたら

走っているときにジョグでは心拍数をどのゾーンに収めなくちゃいけないだの

胸から脚が生えている感覚で走るだの

そんな話を目の前で毎日うんざりするほど聞かされるのは嫌だろうな

と塾長と母と私で大笑いしました。

(しかも昼も夜もそんな話をしていることもありました)


そんなある日、マラソンの中継を見ていて

塾長が


「この時間でまだ18kmくらいなんだね」


と聞くと、


「たぶんキロ3分20秒よりちょっと遅いんじゃない」


と私が答えるより早く母が答えていて心底驚きました。


走っている姿で走るスピードが分かるようになっているし

それがプロ目線で速いか遅いかも分かるようになっていました。


まったく興味がなくても毎日

それに関する会話を聞いていたら

嫌でも知識がつくんだな、と。


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