かつて酸素は猛毒だった①(今の当たり前)
- 副塾長

- 1月9日
- 読了時間: 2分
高校2年生の生物を選択している生徒から
「代謝」のクエン酸回路について質問があり
教科書通りの説明から少し踏み入った説明をしても
釈然としてはいなかったので
私自身、全てに疑問をもって調べてみたところ
とても勉強になりました。
「そもそも私たち人間は酸素を何に使って
二酸化炭素はなんで出ていくのか」
この問いが重要でした。
結論としては
・・・・・・・・・・・・・
炭素のエネルギーを取り出して
エネルギーのからっぽになったゴミとしての炭素を
酸素が回収してくれて
二酸化炭素として出ていく
・・・・・・・・・・・・・
という流れでした。
酸素(O2)は電子を強くひきつけます(電子陰性度が高い)
食べ物(有機物)は炭素や水素、酸素で構成されており(C6H12O6)
これを分解してエネルギーを取り出し
その燃えカスとなった炭素(C)を酸素(O2)が回収して
二酸化炭素(CO2)となって出ていく
という流れでエネルギーを取得していました。
食べ物は高いエネルギーを含んでいる、
というのは当たり前と言えば当たり前のことですが
そんな当たり前のことに勉強の面から気づかされると感動がありました。
また、有機物という複雑な構造を繋ぎとめるために
電子は高いエネルギー状態になければならず
それが二酸化炭素という安定した状態になると
電子は低いエネルギーで二酸化炭素と言う分子を繋ぎとめることができ
このエネルギーの差分が分解やエネルギー(ATP)を生成する際の
高エネルギーリン酸結合に使われていました。
世紀的な大発見のように
これより更に詳しい説明を高校2年生の生徒にしたのですが
その生徒も好奇心が刺激されたようで
代謝のあらましが理解できたようでした。





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