かくかくしかじか(映画)(96日連続更新)
- 副塾長

- 5月23日
- 読了時間: 1分
先日塾長と一緒にかくかくしかじかを観に行きました。
宮崎出身の漫画家東村アキコさんの自伝的映画で
もちろん宮崎が舞台となり
恩師、日髙健三さんとの甘く苦い思い出と懺悔が描かれています。
「書け」
と竹刀をふるって書かせるところだけを見ると
根性論だけじゃん、と思ってしまいますが
その実は違います。
画家、漫画家、作家
どの人も描(書)きたいものを書こうとしますが
それだけでは行き詰まることがあります。
また、職業作家として生きていくことを選択した時
書きたいものだけを書くことはできなくなります。
だから、書かない、書けない
ではいけない。
自分の内面の恥ずかしいことや失敗までも
書きたくなくても書かなくてはいけない。
だからこそどんなときでも
書かない理由を見つけるのではなく
ただ書かなくてはいけない。
それでも自制心だけでは書き続けることも難しいこともある。
だからこそ、日髙先生の
「書け」
という檄が見ている人の心に響いて仕方がないのではないか
と感じました。





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