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大人の挑戦①「トレランに行きつくまで」

  • 執筆者の写真: 副塾長
    副塾長
  • 4月9日
  • 読了時間: 2分

大人になっても挑戦したい、と思っているわけではなく

中学時代にNBA(バスケのプロ)を志し挫折してから

自分の全力をぶつけることのできる何かを探していました。


中学生の私の脳みそではそれは容易く見つからなかったので

とりあえず目の前にある「勉強」を頑張ることにしました。

なので、勉強が好きなわけではありませんでした。


(ただし、勉強ができるようになるには勉強を好きだと思いこまないと

加速的に頭は良くならないことを知ったので、

勉強が好きだと思い込むようにはしていました。)


今は勉強が好きです。

色々と経験を積むと勉強と現実の結びつきがあって面白く

頭の体操にもなるので気持ちがいいです。


1日に1000分(16時間40分)勉強したり

二次試験の過去問を20年分以上解いたりして

京都大学法学部に行けましたが

それでもバスケ以上に自分の全てをぶつけられた感覚はありませんでした。


大学でもサークル、ギター、旅行、川下りなど模索しましたが巡りあうことはなく

離婚して山に登った時に「これだ!」と思いました。

山の景色も山に登るという行為自体も心底好きなことを発見しました。


山に登る体力をつけるためにジョギングを始めたら

せっかくだから山も走ってみよう、とトレイルランニングに繋がり

今では100mile(160km)を24時間以内に走ることが目標のひとつになっています。


月に300~400km走り、週に1回山を20~30km走る生活を始めて2年が経ちました。

離婚していなければ山に、トレランに出会うことがなかったので

人間万事塞翁が馬。


山を100km近く走っていると、体の痛みや気持ちの浮き沈み、暗闇と夜の山の恐怖

など負のものも襲ってくるのですが

なるべく全てを肯定的に捉える心の所作を身に付けていく修行なのでは?

と感じています。

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