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圧力と体積の関係(ヘンリーの法則)
連日、高校化学の話です。 高3が問題を解いて、 「解説を見ても何言ってるか分からないです」 と資料を持ってきてくれました。 「圧力を変えた時に溶ける酸素の体積は、溶かしたときの圧力のもとで測ればほぼ一定である」 という文章です。 理科に強い人はこの文章を見て ぱっと感覚的に理解できるものなのでしょうか? 恐らく、理解できない人が大半だと思います。 かくいう私もすぐに感覚的に理解することはできませんでした。 ただ、情報を丁寧に整理すると 「なんだ、そんなことか」 とあっけない気持ちになります。 高3の質問してきた生徒も下記のイラストで 「そういうことか」 と得心した様子でした。 ただし、イメージのみではなく式からも そうであることを知っておく必要があるので書きましたが 真ん中に書いてある式は化学未履修者には ちんぷんかんぷんのものなので 読み飛ばしていただいて大丈夫です。

副塾長
11月11日


解ける人の情報整理(高校化学)
高校化学に限った話ではありませんが 基本的に分かり辛いので自分なりに情報を整理する必要があります。 教科書や資料集を販売する出版社は誤ったことは書けないので 「こういう風にすると覚えやすい!」 というようにかみ砕いた説明を書くことはできません。 しかし、高校生が勉強するためには まさにそこが大事になります。 学問的な厳密さをさておいて おおよそのイメージを持つことで 理解が促進され 記憶に定着しやすくなるからです。 抽象的な話をしていてもなんのことやらなので 最近の例を紹介します。 これだとなんで沈殿するのか分からない 強塩基も強酸も素手で触れないほど物を溶かす能力が高い その教科が得意な人はこういうメモを作成してなくても 脳内で整理して覚えています。 丸暗記の量を減らしたいので 何かと理屈をつけて情報を整理し 暗記量を減らすことと 問題も解けるし 結果、正確に覚えている知識量も増えます。

副塾長
11月10日


高校化学(沈殿するか可溶か)
高校の勉強は 色々な所に散らばっている情報を自分で整理すると 驚くほど理解できて記憶にも定着するようになります。 特に、授業で習い、復習している段階では まだ以前習ったことの繋がりを把握することも大変で これから習うこととの結びつきはもちろんさっぱりなので 知識が他の知識と結びつかず ふわふわとした状態にあります。 問題を解いて疑問に思ったときや 教科書を読んで疑問に思ったときなど 折に触れて整理することが大事です。 「バラバラに習っていたことを あるテーマを基に整理する」 今回は高3から沈殿と溶解について 「沈殿するものと溶解するものの違いが良く分かりません」 という質問があったので 色々な情報を集め、整理して説明すると 一瞬で理解してくれました。 皆同じような所でつまづくものなので こうして作成した資料が萩塾の宝になっていくのだと思いました。 私としては、ページが3倍になってもいいから あらゆることを網羅した丁寧な教科書が販売されることを願うばかりですが。

副塾長
11月9日
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