良い先生⑤(極上の誉め言葉)
- 副塾長

- 5 日前
- 読了時間: 2分
良い先生、と聞いて思い出すのは
私が小学3年生のときの担任の先生です。
理科の授業中に
「昔クジラは地上を足で歩いていて、その名残がまだある」
ということを喜々として話してくれて
(そんなことがあるのか!)
と好奇心が爆発しました。
家に帰って母にクジラの話を満面の笑みでしたそうです。
そんな先生から父にメールがきて
「こんな神様みたいな子はどうやったら育つんですか」
と来たらしいですが
私は外面がよかっただけで
その外面での学校の生活態度も
良心に基づいた純真なやさしさではなかったです。
それでも、大好きな先生から
そんな言葉をもらえたことは嬉しく
実際はむしろ計算高く妹にはやさしくなく
疲れた母の手伝いを率先してすることのない
穢れた子どもではあったのですが
(先生が信じてくれた自分でありたい)
という想いが
腐りそうになったとき
捨て鉢になりそうになったとき
魔が差しそうになった時
悪いことをしてしまったとき
あまりにも大きな支えになりました。
その3年生の2学期だけ
あゆみの右側にある生活態度の項目で
全て二重丸をもらい
祖父に大層褒められたことも
自分の支えになっています。
多少の悪いところには目をつぶり
甘めにつけてもらった結果ではありますが
そんなにシビアにつけてなくてもいいかもしれない
と自分自身の経験から思います。
(先生が信じてくれた自分でありたい)
という想いが人を成長させてくれるような気がします。
私も、先生のように
良い種を植えてあげれるよう
その子の支えとなる言葉をかけれるよう
ただしやたらめったにかけても
言葉が軽くなってしまうので
適時適切に言葉を贈れるようになりたいです。



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