比較(大人になると)
- 副塾長

- 9月30日
- 読了時間: 2分
大人になっても比較三原則は大事です。
・他人と比べない
・過去の自分と比べる
・他人と比べない
あまりにも大事ですが、難しいです。
が、小中高生ほどは難しくありません。
大人はテストを受けることも基本的にはなく
(昇任テストがある場合もありますが)
かけっこで競うこともないからです。
もちろん、容姿や年収などの比較はありますが
大人になると、そこの比較の問題は
自分の心が定める価値観の問題になるうえ、
大人になれば比較の問題は個人個人で解決しないと仕方がないのでここでは言及しません。
かけっこで競うことはない、と書きましたが
フルマラソンの大会などはあります。
が、実業団ランナーと一部の市民ランナーガチ勢以外は
他人と競うことを目的に走っていません。
完走や過去の自分を超えることを目的に走っているように感じます。
それに速く走ることが大事なのではなく
各々、根源的には「自分に負けない強さ」を求めています。
ただ、速く移動したいだけなら自転車に乗ればいいし、
車を使えばもっと早く到着できます。
そんな便利になった世の中でそれでも
走ることに価値がある、と。
そもそも大人になって走っている人は少数派なので
月に数度走っているだけでも十分に偉業です。
大人になると足の速い遅いではなく
当たり前のように月に数度運動しているかいないか
が大きな差になります。
そんな一見簡単な事ですが
仕事があり、家事があり、育児があると
難しいことになるので
だからこそ、月に数度の運動をしているだけで
大人は偉業を達成しています。
小中高生のときから
運動を運動としてではなく
運動を競技としてではなく
身体を動かす喜びとして扱ってくれたら
もっと健康な人が増えるだろうな、と思います。





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