散歩⑤(雨の日ときっかけ)
- 副塾長

- 11月22日
- 読了時間: 2分
雨の中、特に台風の日に走ることが好きなのですが
元々は雨の中、歩くことさえ抵抗がありました。
それまでは雨の中、レインウェアを着て山登りをすることには抵抗があり
「山に登る」という日は前日から気合をいれて準備をして
一日が山登りで終わる、というスタイルでした。
山登りを始めて1年経った頃、
大阪の箕面駅最寄りにあるトレランの道具が売っているお店に行き
靴を買いました。
雨だったこともあり、そのまま帰るつもりでしたが
すぐ近くにまだ行ったことのない山がありました。
当時はすでにトレランを始めていたので
その山を登るには動線が悪く、距離が短くなるので登っておらず
単純に山登りするには距離が短すぎてすぐに終わってしまうので
山登り当初もトレランを始めてからも登る機会がありませんでした。
雨が降っているけど傘もあるし
距離も短いし登ってみよう
と軽い気持ちで登ってみると
雨の日の山は緑が映え、土は濃さを増し茶色く
「山がいきいきしてる」
と感動しました。
雨で涼しく、気合をいれて準備したわけでもないので鞄も軽い。
トレランのように出力を上げて登っているわけではないので
身体はどこもきつくなく
私の中での究極の散歩でした。
雨の日、誰もが外出したくない日に
わざわざ自然の中に足を運び
大きな里山の中を独り歩く
こんな贅沢なことはないな、と
このことがきっかけで
誰もが外出したくない日にこそ
だからこそ剝き出しの自然がそこにあること知りました。
雨の日にレインウェアを着て登ると
フードが音を遮って山を堪能できません。
雨の日に傘をさして山を登ることをおすすめします。
山登りはハードルが高いので
生目古墳群を雨の日に歩くと同じ気持ちを味わえます。





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