幼かったエピソード②
- 副塾長

- 9月12日
- 読了時間: 2分
私は幼かったエピソードには事欠かないほど
恥ずかしい話ばかりです。
小学5年生か6年生のとき
夕食のデザートで羊かんがでました。
皆ひとつずつ食べたのですが
まだひとつ余っていたので
じゃんけんで決め
姉に負け号泣しました。
泣いた、ではなく号泣しました。
その結果、姉は羊かんを私に譲ってくれ
私は羊かんを食べることができたのですが
全く味がしませんでした。
(羊かんくらいで泣いて、しかも1つは食べてるのに
じゃんけんを反故にして、なんでこんなことをしてしまったんだろう)
的なことを考えていたことを今でも覚えています。
もちろん、反故という言葉はそのときは使ってません。
この羊かん事件で
「駄々をこねて物を得ても誰も幸せにならない」
と思った強烈な出来事でした。
両親にとっても
「小学高学年にもなってこんなことで泣くのか」
と(幼すぎる)と感じる衝撃的な出来事だったらしいです。
ちなみに文豪、夏目漱石は羊かんが大好物でしたが
糖尿病だっため羊かんを隠された時
40才を過ぎたおっさんが大癇癪をおこして
暴れまわったらしいです。
羊かんで暴れまわる人は文学の素質があるとしたら
嬉しいエピソードではあります。
(風が吹けば桶屋が儲かる、以上の暴論ですが)





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