共通テスト・二次試験を解くために鍛える能力
- 副塾長

- 2月24日
- 読了時間: 2分
執筆者:副塾長
共通テスト・二次試験を解くために鍛える能力
~帰ったら、手洗いうがい、自問自答~
点数を飛躍的に向上させるためには、認識を変える必要があります。
単純に勉強時間を増やしても点数は伸び悩みます。
そういう生徒はたいてい、
「単位時間当たりに処理できる情報量を増やす」
という認識をもたなければならないことに気づけていないことが多いです。
とはいっても、情報処理能力とはどんな要素を含む力で、どうやって鍛えていけばいいかを紹介します。
単純に「処理」といっても、どうやって処理していくのか、
そこが一番の肝になります。
〇情報処理能力
・問題を整理する力
読解力(≒国語力が必要となる。)
話を要約する練習を積むと鍛えられる
(文章中での言葉の定義、原因と結果、何と何が相関関係にあるのか、何について説明しているのか、など)
共通テストの問題の出題方法が、日常生活と結びつけて文章問題で出すようになった。
文章中から必要な情報を取り出したり、式に起こしたり、問題の核となる要素を見つけ出す能力が必要となる。
・処理スピード
時間単位を計ることで鍛えられる。
例:英語80分⇒大問1コ9分で解く練習
1時間世界史の教科書を読んで30ページ読めた(=30p/h)
⇒全430ページなので430/30≒15日で1周できる。
○月○日のテストまでに2周読むためには…
化学や物理の問題を1時間で4問解けた(=1問/15m=4問/h)
⇒平日1時間、休日2時間の勉強時間で、2ヶ月で2周するためには1時間で6問解かないといけないから、1問10分で解くようにする(=1問/10m=6問/h)
⇒よって、考える力というのはやや不適当な言葉です。考える時間は試験時間には大切ですが、勉強時間においては割とコストパフォーマンスが悪いです。それよりは、答えを見て納得して、どんどん問題の数をこなしていった方がいいです。
〇傾向と対策
・出題傾向と対策=出題傾向に勉強方法を合わせる
単純な暗記or歴史の流れ
公式の暗記or公式を道具として使うor数学的な発想(逆数にする、部分分数分解etc)
・自分自身の勘違いや間違い方の傾向と対策
計算ミス、公式の覚え間違い、最後の2択で間違うのか
〇認識が変われば、日常生活でのものの見方も変わるので、日常生活の中でも考える力がつく
教えられるより、自分自身で考えること、自分なりに考えることが大事。
教えられるとき、基本時に脳は停止している。
※分からないところは必ず聞く。





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